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石塚 翔司

2006年入社

  • #在宅療養支援認定薬剤師
  • #在宅医療チーム
  • #簡易懸濁法認定薬剤師
  • #ケアマネジャー

より専門性の高い在宅医療を提供していく。

Q1

薬剤師を志したきっかけ

私自身が小児喘息やアレルギーで何度も治療を受けてきたことや、家族の服薬を見ていたこともあり、幼少期から身近な存在として薬がありました。小さいころに飲まされたセンブリ茶の苦さは、今でも忘れられません。
進路に迷ったとき、今までの経験と生物学が好きだったこと、そして母も目指していた薬剤師という職業に興味を持ち、薬剤師を目指すことにしました。しかしながら私は薬剤師に必要な数学や化学、物理などの勉強が全くできず、赤点をとるくらいでしたから、そこは必死に勉強しました。

Q2

これまでの経歴や仕事内容

入社後、様々な店舗に勤務しました。
埼玉県の久喜店では、精神科領域の処方を学ぶ機会を得ました。また、さいたま東大成店では管理薬剤師として勤務し、仲良くなったケアマネジャーさんと在宅医療に関わったことがきっかけでこの領域に興味を持ち、在宅療養支援認定薬剤師を取得しました。
その後、社内の病院研修制度の推薦を受け、大学病院の研修に半年間参加しました。病院薬剤師として実務に携わり、病棟業務や輸液、抗がん剤調製など、薬局ではあまり触れない業務についても学びました。病院研修後は埼玉県内全域の在宅医療担当として講演会や研修会を開催したり、店舗や社外の多職種からの相談窓口として活動してきました。
現在は簡易懸濁法認定薬剤師、ケアマネジャーの資格も活かし、在宅推進部に所属して埼玉県において在宅医療チームという在宅特化型の薬剤師チームを立ち上げました。その中で日々患者さま宅への訪問や社内外の方々からの相談に応じたりすることはもちろん、訪問診療に同行したりなど、多職種の方々とも一緒に仕事をしています。

Q3

入社以来、苦労した
仕事・出来事

一つは在宅医療です。最初は戸惑いもありましたが、患者さまのご自宅に訪問し、生活の中に入り込んで薬剤師として活動するという経験は新鮮で、在宅医療に携わった当初は日々勉強でした。それを活かして在宅療養支援認定薬剤師、簡易懸濁法認定薬剤師、ケアマネジャーを取得してきました。一方で、これらの試験勉強を業務の傍らで行うのはかなり苦労しました。しかし今となっては、諦めずに続けてきてよかったと思います。
もう一つは病院研修です。より高度な医療現場の実務を経験し、十数年やってきた薬局薬剤師とは少し違う目線で患者さまをみる薬剤師の難しさと奥深さを感じました。それらを通して、薬剤師として大きくレベルアップできたと実感しています。

Q4

当時の研修内容

当時まだ4年制大学だったので、臨床現場の実際についてはほとんど知ることなく入社しました。新入社員研修では礼儀作法やマナー、保険調剤の基本など様々な研修があったことを覚えています。
入社半年後にはフォローアップ研修もありました。新入社員の成長を留めることなく支援する研修制度は、今は当時とは比べられないくらい学ぶ機会も増え、内容は幅広くなっていると感じています。
学生時代には教わる機会のなかった、社会人としての所作や名刺交換の仕方など、研修で教わったことは今も役に立っています。

キャリア・研修について

Q5

プライベートについて

子どもがいるので、最近は子供と一緒に遊んだり出かけたりすることが多いです。
個人的には多趣味で、まずは日課のコーヒードリップは欠かせません。豆を自分で挽いて淹れています。
時間の取れる休みがあれば、ロードバイクで数十キロ遠出してみたり、映画館で映画を観たり、有意義に過ごすことが多いです。
ラーメン屋巡りも好きで、職場の近くのラーメン屋は全制覇するのがモットーです。出先でのランチはたいがいラーメン屋。事前調査が大切です。
ライブにも毎年行っています。昔は色々行っていましたが、ファングラブにも入っているB’zは今も毎回参加しています。
ゲームも大好きなのですが、最近は子供にテレビを取られてしまうのでなかなかできていないです。

Q6

長く働く秘訣

何事にも言えることですが、目標となる人物像を見つけて、こういう人になりたいという目標を明確にすると続けやすくなります。先輩でもいいですし、友人やご家族など、どなたでもいいかと思います。すべてを真似るわけでなく、その人柄の一部でも構いません。仕事上では目標となる薬剤師を見つけておくと良いかと思います。
その上でやりたいことがあれば、ともに応援し、協力してくれる風土や制度が当社にはあります。スタッフを大切にし、ともに成長していく姿勢、私はそれが気に入っています。リトルチャレンジなどもその一例だと思います。

リトルチャレンジについて

Q7

これからのキャリア

薬剤師として地域の方々のために何が出来るのかと思ったときに在宅医療の必要性に気づき、在宅療養支援認定薬剤師をはじめ、様々な資格を取得してきました。ただ、取得はスタートでもあり、今ではその資格を現場で活かして、専門性の高い在宅医療を提供するべく日々奮闘しています。
また、薬剤師は色々なことができる素晴らしい職業だということを、より多くの皆さんに知ってもらえるよう活動していきたいと思っています。

Q8

学生へのメッセージ

おそらく皆さんは、社会に出るのに少なからず心配があると思います。私もそうでした。正直、調剤薬局であればどこに入社したとしても、薬剤師としての経験はできます。しかし、さくら薬局グループには、魅力のある薬剤師として成長できる舞台が用意されています。
薬局薬剤師という職業は、地域に根ざした専門的な医療を提供することで、これからもより大きく飛躍できる夢のある職業です。さくら薬局グループですごい薬剤師になってみませんか。ご一緒できる機会を待っています!

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